不動産鑑定で河川敷を評価することはあるのでしょうか?

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今回は、河川敷に関する記事を見かけましたので「河川敷」をテーマにしてみました。

河川敷とは

河川敷とは、治水工事が施された河川の中で、普段水が流れていない平坦な土地(高水域)です。
法的には河川敷地という語が定義されています。

河川敷の利用

どのような形態で使われているかをネットで調べてみると、だいたい次のような感じです。
・グランド(野球、サッカー、テニス、・・・)
・ピクニック広場
・遊歩道
・駐車場
・ゴルフ場
・自転車コース、ランニングコース
・イベント用(花火とか・・)

利用許可

利用には河川管理者(国もしくは地方自治体)の許可が必要です。
上記のとおり、公共的な用としての利用が一般的です。
私有化されている土地もあるようで、長年の既得権として許可が与えられているものがほとんどとのことです。

 

不法利用

不法利用の話だけは、ネットを検索するといくらでも出てきます。例えばこれ。

私の記事のストックとしてなのですが、6年くらい前の毎日新聞の記事がありました。

国が管理する1級河川の河川敷や堤防に無断で田畑を作り、野菜などを栽培する不法耕作の面積が全国で少なくとも約170ヘクタール(957カ所)に上ることが、毎日新聞の調査で分かった。阪神甲子園球場のグラウンド約130個分の大きさ。家庭菜園としての不法占有が大半だが、地盤が軟らかくなって堤防の強度が落ち、集中豪雨や津波などの際、決壊の恐れが増す。また、農機具小屋などが流出すると、人や建物への危険もある。国土交通省は立ち退きを求めているが、強制力はなく、不法耕作はなかなか減らないのが現状だ。

国交省の各地方整備局や北海道開発局によると、不法耕作面積は東北地整管内で約48ヘクタール(120カ所)▽中国約43.8ヘクタール(34カ所)▽関東約38ヘクタール(232カ所)▽近畿約28ヘクタール(335カ所)▽北海道約7.6ヘクタール(134カ所)▽北陸約1.9ヘクタール(14カ所)▽四国約1.4ヘクタール(24カ所)--などだった。

ちょっと記事が古いので、数値はご参考程度で。
この程度なら大丈夫」「周りの人もやっている」などとのことで、マナーの問題でもあるようです。
具体的に、強制執行の例もあるようですが、撤去費用に税金が使われることの問題もあります。

最後に

ちなみに、耕作放棄地は平成27年の農林水産省の調査によれば42.3万ヘクタールもあります。
耕作放棄地を貸してあげるというのはどうでしょうか。

ここにデータがあります。

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