不動産鑑定士の年収をアップするにはどうするべきか?考察その1

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今回は、ニュースとは関係なく、不動産鑑定士の年収をアップするにはどうするべきなのかを考えていきたいと思います。いわゆる「考察」というやつですね。

不動産鑑定士の収入内訳

当然なのですが、サラリーマンは給与収入ですから、それしかありません。今まで私がお話したサラリーマン不動産鑑定士の方々で(と言っても100人くらいかと思いますが)、給与が歩合になっているという方は見たことがありません。サラリーマン不動産鑑定士にあう方が結構難しいのはありますが。

ということで、内訳を考えていきたいと思います。

事業実績の報告

国土交通省に事業実績を報告する必要がありますので、その分類で分けてみます。

不動産鑑定評価基準に則った鑑定評価

いわゆる「不動産鑑定評価書」というものです。
不動産鑑定評価書は、不動産鑑定評価基準というルール=手順に基づいて行われます。その手順をきちんと守っているものがこれに該当します。

不動産鑑定評価基準に則らない鑑定評価

「則らない」というものがあります。
ざっくりと言いますと、不動産鑑定評価基準という手順のうち、必要でない手順をとばして価格調査を行うものです。(ちょっと大雑把すぎかも)
「不動産調査報告書」「不動産コンサルティング調書」「不動産価格報告書」「不動産評価報告書」とか多様な名前が存在します。
そのたびにうちの部下は「これって鑑定評価書じゃないですよね?」と確認に来るので、「いい加減に覚えろ」とちょっと思っています。

不動産の調査、分析、相談業務

『不動産鑑定評価の隣接・周辺業務』として、依頼者から受託したものを言います。不動産調査などが主なものなのでしょうか?私はあまり見たことがありません。

不動産鑑定業者からの再受託

「業務提携等又は同業他社から再受託した業務」について、鑑定評価書、価格調査等まとめて再受託分です。

海外投資不動産鑑定評価ガイドラインを適用した鑑定評価

私は見たことがありません。日本不動産研究所さんのような大手さんだとあるのでしょうか?

公的土地評価まとめて

地価公示、都道府県地価調査、固定資産税評価、相続税評価のために官公庁から依頼された鑑定評価については、『公的土地評価』とするそうです。細かく「課税の変動率等の調査」は別だそうです。

収入アップのための考察

私が、常々思っているのは、「講演料収入」つまり「講師収入」です。

不動産の専門家では、最高峰の資格と言われているにもかかわらず、あまり、人前で見かけることがありません。今、ニュースで森友学園のことがこれだけ放送されていますが、テレビで不動産鑑定の仕組みについて、ゴミの撤去費はどう見るかとかを解説している人を見たのは1人だけです(私が見てないだけかも知れませんが)。

もっと、人前で、それも素人にも分かるように、楽しく、やさしくお話ができる不動産鑑定士がいても良いのではないかと思います。

わたしなら、ハウスメーカーさんのイベントなどで、「やさしく解説、土地の法律」とか「建物の法律の基礎知識」とかで、お話できると思います。

また、宅建協会さんの定期講習などでも、例えば「地価公示の仕組み」「路線価の考え方」「土地評価の裏側」とか1時間くらいのテーマならいくつでも作れそうです。

講師派遣業をされている方と以前お話したときに、不動産関係のお話をしていただく方は、ニーズはすごくあるのですが、なかなかいないとおっしゃっていました。

ちなみに、私は依頼を受けて話すことがありますが、ここ最近だと、税務の話も入りますが、「タワーマンション節税とは何か」「リートの仕組み」「不動産証券化の仕組み」など、本業に近いところのお話をしました。

派遣業の方は、5~10万円くらいの謝礼はお支払いできると思いますとおっしゃっていました。

全国を講演して回る不動産鑑定士」いかがでしょうか。

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